こんにちは。
赤羽太陽堂整体院の木村です。
今回は、「想いの影響」について簡単に書いていきます。
「できると思うにせよ、できないと思うにせよ、そのとおりになる」 ヘンリーフォード
この格言は事実で、痛みに対して否定的な考えを持っていると痛みは強くなりますが、
肯定的な考えを持つと痛みは消えていきます。
これは、ノーシーボとプラシーボです。ノーシーボとは、例えば、過去に薬を飲んで、身体に嫌な症状や不調が出たことのある人が、後日、薬だと思って、カプセルの中に小麦粉を入れたものを飲んでも、過去の嫌な思い込みから、前回薬を飲んだ時と同じような症状や不調が身体に出たりすることです。
プラシーボはこの逆です。思い込みが良いように作用することを言います。
これは、気のせいでも錯覚でもなく、事実このようになります。
それほど、思い込み、人が常々思っていることの力は大きいです。思いによって良くもなれば悪くもなります。
私は、この思いの作用を無視した治療法はあまり良いものだとは思っていません。
いくら、良い治療をしても、「この痛みはもう治らないんだ」「どうせもう治らないよね」「もう駄目だ」というような、すごく否定的な考えでい続けられると、いくらプラスの作用を与えても、マイナスの作用がプラスを上回って、好転していかないからです。しっかりと、ノーシーボ効果が働いています。
全てを、ノーシーボとプラシーボのせいにするわけではありませんが、それだけ思いの作用は強いということをお伝えしたかったのです。
痛みは辛いですが、痛みは悪いだけではありません。
痛みが出たからこそ、身体の悪い状態に気が付くことができたということです。
もっと悪くなる前に治療をするきっかけができたので、それ以上に悪くならずに済んだと思うこともできます。
今、痛い思いをすることが、今後、身体を大事にしていこうというきっかけにもなって、結果的に健康に過ごせるようになるかもしれません。痛い思いをしておいた方が健康に関心が持てるようになります。
痛みが出ないと気が付けないことばかりです。それも、とても重要なことばかりです。
痛みが出ないと、身体を酷使してしまいます。メンテナンスの必要性も感じません。徐々に身体が悪くなっていることに気が付けません。
痛みを感じるのが鈍いと、身体の状態が悪くなるだけ悪くなって、急に痛みが出た時には、歩けないぐらい、かなりひどい状態になっているかもしれません。
なので、痛みが出るということは悪いことばかりではありません。
この、痛みに対して、できるだけ肯定的にとらえることができるかが、良くなっていくためには一つの大きなポイントになってきます。
今回は、「想いの影響」について書いていきました。
読んでいただきありがとうございます。
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