痛みの改善で大事なこと。

こんにちは。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

今回は、「痛みの改善で大切なこと」について書いていきます。

人は痛みが発生したら、まず、必ず痛みに意識が向きます。痛みは危険を知らせる情報なのでこれは当然のことです。

人は痛みがある限り、痛みに意識が集中してしまいます。

そこで、大事なことは、「痛みだけに集中するのをやめて視野を広げて、痛みへの注意を拡散させることです」

「痛みだけに意識を集中させないこと」です。とにかく「痛い痛いとばかり言っていないで、他の行動をとること」です。

人は身体のどこかに痛みがあると気になります。何で痛いのか?どこが悪いのか?どうすればいいのか?頭の中は痛みでいっぱいになります。そして、痛みのご機嫌をうかがうように、おそるおそる行動するのです。

まるで、痛みが主人で、自分が痛みの従者のように。主導権が痛みにあると、痛みに振り回されます。そして、自分は無力だと感じます。その状態が続くと、学習性無気力といって、ますます自分にはできることはないと感じ、痛みの被害者になってしまいます。これを覆さないといけません。

とはいても、痛みは辛いものなので、なかなか痛みから意識を逸らすのは難しいかもしれません。

僕自身、腰痛に悩まされていた時があって、「脊柱管狭窄症」や「腰椎分離すべり症」と診断されたことがあります。しかし、腰痛の原因は、「脊柱管狭窄症」や「腰椎分離すべり症」ではないと思っていたので、足を着くたびに電撃痛みたいな痛みがあって歩くのが辛い時でも、なるべく痛みから意識を逸らすように、何かに集中して取り組んでいました。

読書だったり、ストレッチだったり、アロマオイルを嗅いだり、風呂に入ったり、外の景色を見たり、将来の実現したい楽しいイメージングを楽しんだりしました。

とにかく、「腰痛を治すためだけに僕の人生があるわけではないんだ」「絶対に他に何かしらやることがあるからこの世に生まれてきているわけなので、そうであるならば腰痛はそのうちに治って動けるようになるはずだ」という自信がふつふつと湧いてくるような体験をしています。そういう心境になってから、嘘のように腰痛は気にならなくなりました。とは言っても、たまに腰が気になる時もありますが、今は動くのに支障はありません。

だからと言って、当院に来られている患者様に自分がこういう体験をしたからといって、この話を押し付ける気はありません。

ただ確実に言えるのは、心の持ち方と、痛みとの向き合い方で改善に大きく影響するのは間違いないです。ただここがずれているからここを治せば良くなるとか、ここが原因だからここに刺激を与えていれば治るというだけで、根本から問題が解決するわけではありません。施術者としては、患者様の心の持ちようを良い方向に変えていく手助けも必要だと思っています。

患者様の改善の為に、施術者はいますが、果たして、施術を受けるだけが解決方法なのかと言えば、それだけではないと言えます。施術が必要ではないと言っているわけではありません。

自力で解決できない状態にある患者様にとっては、施術の力を借りる必要もあると思います。

ただ、自力でも改善の為にできることはありますよということはお伝えしたいです。そういう考えが最も大事なのではと思います。

 

今回は、「痛みの改善に大事なこと」についてかいていきました。

読んでいただきありがとうございます。

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