こんにちは。
赤羽太陽堂整体院の木村です。
今回は「背骨は何故S字カーブなのか?」についてです。
それは、人間の二足歩行と重力が関係してきます。
人間は胎児や赤ちゃんの時の背骨はS字カーブです。まず、首が座って、ハイハイの四足歩行から二足で立つようになると腰にもカーブがあらわれて、背骨はS字カーブになります。
それは、重力に耐え重い頭を支えていかなければならないからです。背骨がS字カーブになることで体重をうまく分散して重力に耐えることができます。そして、歩いたり走ったり飛んだり、動いたりする時の地面からの衝撃を背骨のカーブがうまく吸収して、衝撃から脳を守るようになっています。
ところが、最近の人に多いのは、本来S字カーブのはずの背骨がC字カーブや、まっすぐのI字型の背骨の状態です。
そうなる要因として、デスクワーク中心の仕事、スマートフォンやパソコンの使い過ぎで姿勢の悪い状態が長く続き筋肉が緊張してしまうこと、生活が西洋化していてイスやソファーの生活中心で身体のバランスが悪くなっていることなどがあります。
背骨と呼吸も関連していて、息を吐くと背中が丸くなり、息を吸うと背中が伸びます。姿勢が悪くなってくると背骨や関連する筋肉などの動きが悪くなって、呼吸が浅くなったりします。
背骨のS字カーブをしっかり保つには、身体の姿勢を支える筋肉がしっかりしていることが大事になってきます。高齢者の姿勢が悪くなりやすいのは筋力が低下しているからです。
なので、普段から筋肉の状態がどうなっていて、姿勢やバランスがどうなっているのかを意識しておくことが大事になってきます。
健康を保つうえで、背骨のS字カーブや動きは非常に重要ですので大事にケアして柔軟性を保っていくと良いです。
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