腸腰筋について。

こんにちは。

赤羽太陽堂整体院の木村です。

今回は「腸腰筋」について書いていきます。

 

腸腰筋」は「腸骨筋」と「大腰筋」の総称です。

腸骨筋」と「大腰筋」は鼠経靭帯を通って大腿前面に出ようとするところで共通の腱を作って、大腿骨の小転子に付きます。

機能的には「腸骨筋」と「大腰筋」が合わさって「腸腰筋」という1つの筋として働きます。

下の図は腸腰筋の簡単な図です。

弱ると猫背に? 腰痛対策にも重要な「腸腰筋」とは | 毎日が発見ネット

腸腰筋」の働きとしては、

腸腰筋は股関節を屈曲(大腿部を持ち上げ膝を挙げる動き)するときに最も強力に働く筋です。

また、股関節の伸筋である大殿筋と共に股関節を固定して、歩行時の体幹や身体のバランスをとります。

下肢が固定されている時に腸腰筋が働くと、体幹(上体)を起こす、起き上がる動きになり、また、大腰筋は脊柱下部を引き、腰がしっかりと伸びた直立位を保つ働きをします。

 

・「腸骨筋」の起始部は、骨盤の寛骨の腸骨部の腸骨窩で、停止部は大腿骨の小転子です。支配神経は大腿神経です。

・「大腰筋」の起始部は、第1腰椎~第5腰椎の肋骨突起、第12胸椎~第4腰椎の椎体と椎間円板です。支配神経は腰神経叢です。

 

※上記の腸腰筋の働きが十分にできていない状態は、

・股関節の屈曲の動きが良くない、もしくは痛みなどの症状がある。

・歩行時に身体のバランスがとりにくい、もしくは安定しない、痛みなどの症状がある。

・立っている時に状態を起こない、寝た状態から起きれない、もしくは、その動作を行う際に痛みなどの症状がある。

・立っている時に直立位を保てない、もしくは、痛みなどの症状がある。

身体の状態がこのようになったいたりします。

 

身体の動きが悪く、バランスが悪い状態が慢性的に続くと、ますます、身体に負担がかかって、筋肉の状態が身体のアンバランスな状態に合わせるようにして悪い癖がついて、固くなっていきます。

そして、その状態を放置すると、血流が悪くなり、身体の回復力が悪くなって、疲れの取れない身体になっていき、身体の動きが悪くなっていきます。

そうなって慢性化すると、身体に痛みなどの症状が現われてくるようになります。

こうなってくると、最初のうちは痛みが出ても、時間が経つと治まっていたものが、だんだんと、慢性痛になっていって痛みが治まらないようになっていきます。

 

整体院には、生活に支障の出るまで身体の悪い状態(筋肉の固くなった状態)を放置して、痛みが治まらない状態になって初めて来院される人が殆どです。

できれば、できるだけ早く対処した方が改善も早かったりします。

だからと言って、本当に筋肉的に身体の状態が悪くなって生活に支障のでるぐらいになって人は治らないと諦めるものでもありません。

 

上記に思い当たることがあり、身体の状態を良くしていきたいと強く思っている方は、お気軽に当院へご相談ください。お役に立てることがあるかもしれません。

今回は「腸腰筋」について書いていきました。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

赤羽太陽堂整体院のHPは以下のリンクから。

https://www.taiyoudou-seitai.com/

 

以下の写真は当院の入り口の様子です。

以下の動画は、赤羽太陽堂整体院の紹介と院長挨拶動画です。

 

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